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行事を終えて見えてきたもの

 階上小レインボーフェスティバルでは、全校児童が一生懸命に踊り・歌い・演奏し、劇の役を演じ切りました。また、二部の収穫祭では、自分の仕事を全うし、大きな収穫を得て終えることができました。
 その中でも今回の一番の収穫は、子どもたちの「主体性」とその「主体性」が生み出す「熱量」と「濃厚さ」だったように感じます。完成度が高く、構成が工夫されていた劇を創り上げたエネルギーは、おそらく「やらされた」ではなく自分たちが「やりたい」という願いと教師の熱意が合わさったからこそ実現できたと思っています。
 二部の感謝祭でも1人1ブースの担当となり責任は重大です。自分で値段を決め、飾りつけやチラシを作成する。休み時間も黙々と取り組みました。責任があるから頑張れる、そして自分なりに工夫することができたのではないかと思います。購入する人のことを考え、楽しみながら作りました。
 学習でも行事でも活動でも「主体性」をうまく引き出せば、子どもたちは私たちの想像を超えるパフォーマンスを見せてくれることを再認識できた時間でした。
 また、他に感じたことは「集団」の素晴らしさです。(本校は、集団と言っても7名しかいませんが、一般的に2人以上の組織のような人間の集まりを集団といいます。)そして、自分だけでは躊躇してできないことも、みんなと一緒なら勇気をもって臨むことができる。それが、「集団」のよさなのだと思います。学校は「集団」のよさを生かしながら取組みを通して子どもたちを育てる場であることを改めて感じました。
 大きな行事が一区切りつきました。ここまで身に付けてきた力を次は学習に生かす時期です。子どもたちがスムーズに学習に切り替えられるよう努力していきたいと思います。