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階上小の「過去」と「今」

階上小学校出身のコトさんです。
大先輩です。
コトさんは、約30年前に階上小学校の用務員として10年間勤務していたそうです。
誰よりも階上小の「過去」と「今」を知っています。
幸運なことに、コトさんから子どものときの様子や勤めていたときの話を聞く機会をいただけることになりました。

コトさんが小学生だった頃は、階上小学校という名前ではなく「鳥屋部小学校」という名前だったそうです。
校舎の場所も今とは違い、校庭の反対側にあったそうです。そして、ニワトリの他に「牛」も飼っていたそうです。

「うし?」と思わず聞き返すほど驚きました!

また、用務員時代には、学校にお風呂があって、クラス毎に入っていたそうです。お風呂当番なる係もあって、薪を拾って燃やすそうです。
驚きです。
「汚れていて真っ黒な子がいてね。背中をこすってあげたんだよ」
と懐かしそうに話していました。
時には
ニワトリが脱走して、全校で校舎の下にもぐりニワトリを探したそうです。
無事に確保されると、下から出てきた子どもたちは汚れて全身真っ黒け。みんなで大笑いしたそうです。
と当時を思い出しながら話してくれました。

今も学校から元気な子どもたちの声が聞こえてくると、とっても嬉しくなるそうです。
「学校って本当にいいなあ」「子どもたちは本当にかわいいな」とにこにこしながら話していました。
聞いている私たちも幸せな気分になりました。 
校長室に温かい時間が流れていました。

「また来ますね」
と手を振りながら帰って行ったコトさん。
「また来てね。待ってます」