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学びが社会につながる瞬間

ドトールコーヒーの宣伝ではありません・・・

6月14日の投稿で、体験学習時の昼食時の話を投稿しました。
自分たちで食べる物、場所は考えてくださいと・・

いよいよそれを実行する時がきました。

始まる前、「どきどきする」「どうしよう大丈夫かな?」と話しているこどもたち。
「みんなで協力してがんばって!」と背中を押し、解散しました。
2つのグループに分かれて歩いて行った子どもたち。
一つのグループは、5年生を先頭にまるでカルガモ親子のように、一列に並んで歩いて行きました。
もう一つのグループは、4年生3人コンビです。コンビニで昼食を買い、近くの建物ユートリーの中にあるベンチで食べる計画を立てていました。
コンビニを探し楽しそうに歩いて行きました。

その日の八戸駅は多くの観光客で賑わっていました。
駅周辺を歩いていると、ドトールのお店の中で子どもたちが手を振っていました。
何を食べようかと考え、自分で注文し、お金を払っていました。
ある子はトーストを2つ。ある子は飲み物とミラノサンドでした。
2年生は何とアイスティーとトーストを注文していました。
「おいしいです」と真顔で一言。アイスティーを飲める2年生に驚き、そして、そのしぐさがとても可愛らしくで微笑んでしまいました。
コンビニグループは、まだうろうろしていました。コンビニでおにぎりやお弁当を買ったのですが、ユートリーのベンチが分からず、さまよっていました。
あとで話を聞いたところ、自分たちで話し合って近くの交番に「食べる場所はありませんか?」と聞きに行ったそうです。そして、おまわりさんから教えてもらった近くのベンチを見つけ、無事に食べることができたそうです。

困ったときに、自分たちで考え解決することができました。
「問題解決能力」
この力が、社会に出たときに大切な力になってくると考えます。

これらの体験は、こどもたちの大きな成長につながりました。子どもたちは、短い時間でしたが自分たちで行動できたことに自信をもちました。

10月にも体験学習があります。さらにそこでは、自分たちで行く場所を決め、自分たちで見学交渉をすることを体験させたいと思っています。

こどもたちが学ぶことの意義を見出し、取り組んだとき
「学びが社会と結びつき生きる力となる」ことを学んだ出来事でした