心を込めるということ
昨日はALTジュリアン先生のお別れ会でした。
1ヶ月前から学級会を開き、どんな内容にするか、どうすれば感謝が伝わるか必死に考えてきた子どもたち。
話合いの結果、「クッキー作り」「ショートコント」「外国語を使ったゲーム」をすることになりました。
私は「なぜクッキー作り?」と思いましたが、子どもたちは、昨年、ジュリアン先生とクッキー作りをしてとても楽しかったことを思い出し、是非もう一度やりたいということで決まりました。
先生達は、クッキー作りは時間も手間もかかるので、できればさけたいと思っていましたが、子どもたちの意見を尊重し行うこととなりました。
1時間目から準備を開始しました。家庭科室の黒板には、クッキー・作り方と書いた紙が2枚貼っていました。
作り方の分からない下級生のために5年生が自分から考えて作ってきたそうです。また、前日にお母さんと一緒にクッキー作りを練習してきたそうです。当日、「美味しいクッキーができるように」「ジュリアン先生に喜んでもらえるように」と考えながら。
会がスタートしました。最初はクッキー作りです。1時間目に練った生地をのし棒で伸ばし、型抜きで好きな形を作っていきます。みんな笑いながら楽しそうに活動していました。
面白いか心配していたショートコントでは、最後に「おち」が付きレベルアップしていました。ジュリアン先生が大爆笑していて見ている私たちも嬉しくなってきました。一生懸命に楽しませようと頑張る子どもたちでした。
どの催し物も子どもたちの気持ちが伝わる心温まるものでした。
子どもたちが休み時間をさいて、準備を進めてきた
「ジュリアン先生とのお別れ会」
「心を込めてやること」の意義を改めて考えさせられる時間でした。
これからも子どもたちの一瞬一瞬を大切にしたいと思いました。