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当たり前は当たり前ではない

「今日は歩きにくいなあ」
朝、歩きながら子どもたちが話していました。
今日はいつもの歩道とは違い、雪が固まりぼこぼこしていました。

実は学校の近くの歩道は、毎朝ボランティアで近くの地代所さんが除雪をしてくださっているそうです。
除雪を始めて30年近くになるそうです。

早く起きて子どもたちが登校しやすいように除雪をしてくださいます。
夏は草刈りです。
長い長い道のりを毎朝行っています。

子どもたちや先生方は、その事実を知りません。

職員朝会で地代所さんの話をしました。
先生方や子どもたちに知っておいてほしかったからです。
私たちは地域の方々にこんなにお世話になっているということを。

雪がなく歩けるのが当たり前だと思っている子どもたちに、地域の方々はみんなのためにやってくださっていることを。

地域のために何かできることはないかと考えを巡らせる今日この頃です。