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米米感謝祭

ずっと延期になっていた地域の方をお招きしての感謝祭がやっと開かれました。
その名も「米米感謝祭」
この名を見た時、米米クラブ・・・と勝手に想像した私。(遠い昔、米米クラブのファンクラブに入っていました。(笑))

その話はさておき、階上小は米との関係が深く、切っても切り離せない関係にあります。
5月は田植え、7月は稲の成長観察、9月は稲刈り、そして年中練習している「階上小子どもえんぶり」 
えんぶりとは・・・南部地方に伝わる伝統芸能で、豊作を願う祭りです。
2月17日に八戸市の中心街に一堂に集まり、一斉摺りを行います。

昨年の様子

今回、お招きしたのは米作りでお世話になっている地代所さん、えんぶりでお世話になって田中さん、長根山さんです。
本当はたくさんの方々をお招きしたのですが、延期になったことやそれぞれの方の諸事情で参加が叶わず3名の方々の参加となりました。

今回の感謝祭を開催するにあたって、私から先生方にお願いしたことがあります。
それは、子どもたちの主体性を育てるために「子どもたちに考えさせ実行させる」ことです。
先生方は、なるべく見守ることです。
本校の子どもたちは、大人にやってもらうのに慣れています。
自分から考えたり行動したりすることが苦手です。
いつも判断を大人に任せています。
これは、本校に限ったことではありません。
どの学校でも聞かれる言葉です。サービス教育の弊害が表れています。
失敗を恐れる子どもたちが多いです。
何か新しいことしたり挑戦したりするときに「怖い」という言葉をよく使っています。
そのため先生方と話合い、子どもたちの主体性を育てるために、見守ることをお願いしました。

感謝会では、司会、催し物(漫才、音楽)、プレゼントを自分たちで考え楽しそうにやっていました。
来ていただいた方々も終始笑顔で過ごされました。
子どもたちの感謝の気持ちが十分に表れた会でした。

自分たちで計画し実行できた感謝祭。
一歩成長できた子どもたちです。