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未来を守るメディアの使い方

参観日にスクールサポーターの森淑乃さんを講師に情報モラル教室を行いました。
演題は「未来を守るメディアの使い方」です。
階上小の子どもたちのメディア事情は、他校とは変わりません。
ラインとかのトラブルはありませんが、YouTube視聴やゲーム使用時間が長い傾向があります。

「危ないものだから、使ったらだめだよ」
と保護者や教員がいくら注意しても、子どもは自分では止めることはできません。
だったら子どもたちが、メディア機器と上手に付き合い、よりよく活用していける方向に考えを変えていくことはできないかと考えていた矢先に、森さんが「情報モラル教室をやってもいいですよ」と協力してくれることになりました。
森さんの講演から
・メディア機器は道具である。良いところと悪いところをよく知り、活用していくこと。(一方向からだけ見るのではなく、多面的に見る大切さ)
・スマホ、ゲームは手段であって自分の「命・心・体・未来」が大切であること。
・エコーチェンバー現象・・自分と似た意見や思想をもった人が集まること。(自分は正しい、世の中のみんなもそう思っていると思い込むこと)
・直接聞いたり見たりした方が正しいこと。
・何となく暇つぶしにスマホやゲームをやるとゲーム脳やスマホ脳になること。中毒症状が起こること。⇒朝起きれない、イライラする、言葉遣いが悪くなる。
1時間で様々なことを学びました。
私にも思い当たることがあり、反省しかりでした。

最後に学んだことをもとに子どもたち一人一人が、メディア機器の使い方を見直し、取り組んでいくことを宣言しました。

宣言している様子

3学期には、この続編をしていただけることになりました。
子どもも保護者も教員も大変勉強になった講演でした。

今日から「ながらスマホはやめますよ~」と宣言した校長でした。