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教育課程の編成に思うこと
教育課程編成会議が本格化してきました。
今回は、子ども、保護者、先生方のアンケートをもとにKJ法(アイデアの言語化と可視化を通じて分析を効果的に行う手法)を使って、令和6年度の成果と課題を出しました。
先生方が本音で語り、子どもたちのことについて考えていきます。
実は私は教諭のころ、教育課程編成会議に疑問をもっていました。
毎年、成果や課題を出し次年度の取組を真剣に時間をかけて話し合うのですが、次の年はまた同じ状態・・・(に感じました)
毎年、変わらない教育現場。
社会は予測困難な時代になり急激に変化しているのに対して、教育現場は同じまま。
毎年毎年、同じことを繰り返してばかりで変化がないと感じていました。
会社だったら倒産しているな?と内心思っていました。
しかし、自分では
「何かがおかしい」「やり方が間違っている?」と思っていても「どう変えたらよいのか」「何から手をつけたらよいのやら」と手段が分からなかったのも事実です。
そんな時に、大阪市立大空小学校 初代校長 木村泰子さん、横浜創英中・高等学校 前校長 工藤勇一さん、そして勉強会のリーダー櫻井マスターをはじめたくさんの方々と学び進めていくことで、少しずつ自分の思考が変化し手段が見えてきました。
それを踏まえ、今年度の教育課程の編成に取り組むことにしました。
成果と課題、そしてこれから予測困難な時代に向かう子どもたちに「つけなければならない力」そして、「手立て」を先生方みんなで考え話し合いました。
これからさらに話合いを深め、話合ったことを明文化し取り組んでいきたいと思います。
これからが勝負です!頑張ります!