弱みを強みに変えると
階上小の児童数は7名です。
「少ないなあ」「大変だなあ」と、私も赴任当時は思いました。
しかし、生活していくうちに
一見、「弱み」に思える人数も、発想を変えれば「強み」になると思い始めました。
階上小の強みは「個別最適な学び」です。
その子に合わせた学習・学びができます。
先生方が、子どもたちの学習状況を詳しくとらえ、苦手な箇所を繰り返し学ぶことができます。
他校の複式は、A年度、B年度といって、自分の学年ではない学習をしている学校も見られますが、本校は幸せなことに学年相当の学習が成り立っています。
外国語の授業も、外国語専科とALTと子ども1名という場合もあります。
まるで家庭教師状態です。
4、5年生は、国語・算数以外は教科担任制も導入しています。
教師の個々の強みを生かしています。
上の写真は、教師と子どもが楽しそうに社会科の授業をしています。
本校は、
「教育」(一斉指導で一方的に教える)というより
「共育」 (共に考え共に学ぶ)に取り組んでいます。
子どもと教師が
「共に学び、共に成長する階上小学校」です。