引き継がれていく郷土芸能「えんぶり」
階上小学校では、「階上小子どもえんぶり」が平成元年から続いています。今年で36年目となります。
「えんぶり」とは、豊作を祈願する郷土芸能です。
2月17日から20日にかけて開催され、烏帽子(えぼし)をかぶった「太夫」が頭を大きく振る独特な舞です。
階上小では、隔週の木曜日に地域のえんぶり組の方々が学校へ来て指導をしてくれます。今日はその練習日でした。
時間になると、子どもたちがえんぶり組の方々を呼びに来て体育館へ案内し練習がスタートしました。
手の振りや足の運び方、体の向きなどを優しく丁寧に教えてくれるので、子どもたちはめきめきと上達していきます。
11月3日に発表会があるので、練習にも熱が入ります。
今は太夫が「3人」ですが、昔は何と太夫が「21人」もいたそうです。
だから、階上小には、烏帽子がたくさん飾られていることに納得しました。
地域に愛され大切にされている郷土芸能。
これからも「階上小子どもえんぶり」を大切にしていきたいと思いました。